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東京その他

アンヂェラス(浅草)
台東区浅草1-17-6 TEL:03-3841ー2208 月休(祝日、浅草で行事がある時はOPEN)10:00〜21:45

好きなんですよね。こういう、木の色が深くて、古くて、2階というかロフトというかメゾネットというか、狭い土地をせいいっぱい利用した、小さい喫茶店って。ここも迷路みたい。冬の弱い光の中、ベンチ状のイスに誰かと並んですわって小さな声で話すと、まるで世間から追われた不倫カップルのような気持ちになれます。ちいさなケーキのようなクーヘンのようなチョココーティング菓子「アンジェラス」が名物。

池の前カフェ (いけのまえかふぇ 代田橋)
東京都世田谷区大原2-32-11 大原会館 都会の森ガーデン内 10:00〜21:00 (すみません、休日が不明) TEL:03-3321-0919
http://www.tokainomori.com/


鯉のエサも売ってるよ

いつまで代田橋に勤めるかはわからないけれど、昼休みの貴重な隠れ家。
霊気すら感じる代田橋の和田堀給水所からちょっと歩くと、ここは東京か? といううっそうとした緑の中にあるのが「大原会館」。そして、不釣り合いにポップな看板が見えてくる。
入り口横には夜ビアガーデンになる「都会の森ガーデン」が。吊るされた照明が涼し気。昼は誰もいない。そしてなぜかテントがあってその中で飲めるらしい。そしてたぬきも住んでいるらしい。
どうみても古びた公民館風の正面玄関を堂々と入ると、建物は昭和なのにポップアート系のイラストがバシバシ飾られている。フロントのスタッフに声をかけると、案内されるのがここ。
目の前は錦鯉が泳ぐ日本庭園。たぶんかつてはロビーみたいなスペースだったんでしょう。テーブル4卓のみが広々と置かれている。
ランチは650円の「大人様ランチ」。おかずが2品選べる。コーヒーは300円。ランチをいただくと飲み物は100円引き。ほか、飲み物はクリームソーダとか、昔ながらのもの。

ランチのお惣菜はなかなかおいしいけど、カフェとしてのクオリティは期待してはならんよ。
ここは、とにかく場所のストレンジさやられてしまうことね。

それにしても、大原会館で結婚式ってのも、シブくていいなあ…

ZOZOI (ぞぞい 池袋)
豊島区西池袋3-22-6 TEL:03-5396-6676 12:00〜22:00

小さな空間にメニューもりだくさんの手作り風カフェ。それこそ、友達の家でアイデアを駆使してもてなされるかのような。トイレにまでおよぶ遊び心や、思い出すと明るい気分になる店内の空気は、どこか鎌倉のカフェ・ディモンシュに近い。池袋自体あまり行かないので、なんとなく旅気分。少し奥に入っただけで、いい街なんですね、池袋って。
*2003年 2階席もできたらしいです。週末はギャラリー使用もされています。

タカセ (池袋本店)
豊島区東池袋1-1-4 喫茶室は2F  池袋東口を出て、グリーン大通り左手すぐ  TEL:03-3971-0211  9:00〜22:30 無休
http://www.takase-yogashi.com/

夜行バスが来るまでの時間を過ごし、結果的に2003年のカフェおさめに選ばれた場所でもありました。意外と夜遅くまでやっているのがうれしい。

1階はパン屋さん、2階が喫茶室、3階がグリル。9階にも展望喫茶室のようなところがあるそうですが、未踏です。以下、2003年4月のjournalより。

ジュンク堂の「谷川俊太郎書店」をのぞいたあと、
さて、どうしよっかね、パンでも買おうか、と、「
タカセ」へ。
はじめて来たわけではないけれど、パンや洋菓子のかわいらしさ、
そして何よりパッケージデザインに完全にやられてしまいました。
ああ、いつか大人買いできるようになったら(笑)、包み紙をコレクションする!
そのまま、ついに未開の地、2階の喫茶室へ。そこは憩いのパラダイス。
なんでもっと早く来なかったんでしょ。
ケミカルな緑の液体入ったフルーツパフェ。650円。
トースト300円、おかわり自由。
幅広い年令のマヌカンたちが着ている、微妙なスリット入りの青い制服。
思わずここでバイトしたいと吠えました。
バナナパフェで生クリーム大量摂取。
池袋はカフェ砂漠とお嘆きのあなた。駅のすぐ前にこんな素晴らしいところがあるのです。
ぜひに。
ところで、京都の「ソワレ」同様、東郷青児の絵が多数。どういったゆかりがあるのでしょう? 
ご存じの方はぜひ教えてくださいね。

nico (にこ)
目黒区八雲5-18-16  TEL:03-3717-6677  8:30〜20:00(月曜11:00〜) 木休
http://blog.livedoor.jp/kissanico/

はじめて降りた駒沢大学駅からトコトコと歩いて10分強。住宅街の中にみつけたNICOに、私はほんっとうに久しぶりにカーッとカフェ魂が熱くなるのを感じました。

駒沢公園に片足つっこんだような緑濃いロケーション。テラス席には犬の散歩途中の親子がいて、店内入ってすぐの窓辺の席にはおじさんとおばさんがコーヒー片手に新聞広げてて、思いっきりご近所カフェ。
なのに、奥に入るとばーんと広がるのは、モダーンとサイケのむちゃくちゃな融合空間。さらに奥には一段上がった席もあって、なんと4層構造になっているのです。 

エスプレッソがメインのお店なのでエスプレッソをたのみ、ソファに座って上を見上げると、天井のトタンが透明。つまり屋内なのに青天井。
いくつもぶら下がる照明はどれひとつとして同じものはなく、ちいさなミラーボールさえ風にゆらゆらとゆれ、店内に木漏れ日のようなキラキラをふりまいています。

スティールパンの音もゆるゆるとロックステディが流れ、小さなココアクッキーとともにテーブルに運ばれてきたエスプレッソの美味しかったこと。「エスプレッソ=ただ苦いコーヒー」という私の思い込みは見事覆されました。かすかにショコラのような甘味すら感じる濃縮されたアロマ。

ここーまーできーてよかーった! もうそんじょそこらのカフェには何も感じない私だけど、ひさしぶりにやられました。こんな店で働きたい。こんな店ならやってみたい。

NICOは私の中で「今度は誰かといっしょに来たいカフェ」ナンバーワンになりました。みなさん。東京にお越しの際は、わざわざでもぜひNICOへ。絶対損はさせないから。
あ、とりあえずゆらゆら帝国が好きな人は気に入ると思うよ。ファニー&チャーミング&サイケだから!

写真は2005年5月「ロック展」開催中のようす。

はねはね (はねはね 井荻)
杉並区下井草5-19-19 11:00〜19:00 水休

雑貨やさんに併設された小さなカフェ。一見観光地の民芸喫茶風、しかしよく見るとかなり趣味のいいアンティーク。席は最大でも6人座るのが限度。お茶が安くてうまい。フレーバーティーが300円くらいしかしない。恐るべし井荻。手作りの素朴なおかしもあるよ。 西武新宿線のこのあたりは、私が大学時代の大半を過ごしたエリア。

Blue Bear Cafe(ぶるー べあ かふぇ 高田馬場 すでに閉店)
早稲田通りからみて下のBen's Cafeの少し手前

大学時代のカフェ原体験場所。数年前はもっと敷居が高くて、「抹茶何とかオレ」なんてカフェっぽい飲み物が700円くらいだったことに驚き、また、オープンテラスでくばられるブランケットに驚き、「これがカフェなのね!」と、ここでバイトすることがわたしのひとつのあこがれとなりました。と同時に、「こういうところにいっしょに来れるような彼氏がいいのかなあ?」という話題で当時の女友達と盛り上がったりもしました。最近はカジュアルなのか清楚で上品なのかチェーン店系なのか、ちょっと傾向がみえません。

Floor!(ふろあー! 2002年 3月閉店 神楽坂)
新宿区岩戸町19  日休 14:00〜23:00 http://www.floor.jp/

いつも路地には猫がいました。茶トラの。夏の夜に行けば、お盆に親戚があつまったみたいに、玄関にくつがずらっと並んでいます。私の席はいつも、2階右手の部屋の奥の丸テーブルで、このぼろぼろのテーブルはぐるぐる回るのです。で、ちょっと窓のほうを見て、ベランダに昔の洗濯機の蛇口がちゃんとあるのを確かめます。トイレの引き戸も好きでした。来ること自体が大事なイベントになる場所でした。

2002年3月、この古い一軒家を改造した、コーヒーを置いていない不思議な空間は、老朽化によって取り壊されます。ひとつのカフェがはじまって終わっていくのをはじめてちゃんと見届けた気がします。そして同じく古い一軒家の2階和室に住む私は、自室を「FLOOR!@中野」にすべく、日々まい進中です。そこでみんなに加賀棒茶をお出しするんだ!

Ben's cafe(べんず かふぇ 高田馬場)
新宿区高田馬場1-29-21 TEL:03-3202-2445 無休 11:00〜24:00 http://www.benscafe.com/

「カフェが交流の場」をきちんと体現している場所です。外国人の多い立地ということもあり(早稲田の留学生が多い)、国際交流の場としてずうっと昔のオリーブに紹介されていました。ほか、お店のスタッフの方がヘナのタトゥー(描くだけね)を施してくれたり、マッサージいかがですか?って人がまわってきたり。行くと何かありそうなイベント性の高い場所。 囲碁セットもある。
オーバカナル原宿なき今、日本で本当に西洋っぽいカフェって、こことラスチカス(青山)くらいじゃないかな?

 
 

ROYAL DELI(ろいやる でり 羽田空港)
羽田空港「ガレリア」内

セミセルフサービスのデリカフェ。フルーツサラダやパンプディング、サンドウィッチのつけあわせのピクルスやポテチまでおいしい。スコーンにクッキー、クロワッサンに、もうどれにしていいか迷う〜! ダイナー風、しかも競争相手もいない中で、意外なほどの高いクオリティだと思います。ここも私の中では別格。空港に行くことが、ひとつのイベントとして好きなんです。だいたい実家との行き来の途中に寄るので、実家の自分と東京の自分について、飛行機の離発着を窓越しにみながら、ぼんやりと、ときに生き生きと考える場所だったりします。

ROBAROBA cafe(ろばろばかふぇ 経堂)
東京都世田谷区経堂2-31-20 13:00〜21:00 (日・祝〜19:00) 水休 TEL:03-3706-7917
http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba/

経堂のすずらん商店街を、ひたすらひたすら歩く。
商店街が終わりかけて、通り過ぎたんじゃないか、どこかわき道に入るんじゃないのか、今日は休みで看板が出てないんじゃないのか
とか思ってもまだ1分くらい歩くと、左手にあります。
まっ白い壁に木のカウンター、テーブルは2卓くらいの、細長いギャラリーカフェ。
メニューは中川ワニ珈琲のほか、ケーキや数種類のパンのみですが
展示も面白いものをやっているし、フリーペーパーの「ROBAROBA通信」も表紙からしていいし
たぶんこのサイトを見ている方なら何かにつながるはずです。

店主のいのまたさんの存在からでしょう。京都の「まる捨」とか、沖縄の「茶館(てーくわん)」のような、時間をあずけられる安心感があります。

日曜日に。旅気分に。プー気分に。

 

 

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