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Special
5月9日(金)南国は向いてないのか とはいえ、車にも乗れない女が一人旅というと、ある程度の都市部で、 が、国際通りの開放的でアメリカンな雰囲気は、あまり好きになれなかった。
ふたたび国際通り方面に南下する。 おそらくなんてことない住宅街なのだろうけど、そこは完全に異国だった。 コンクリートの住宅。シーサ−。がじゅまるにショッキングピンクのブーゲンビリア。 児童公園の植物体系からして本州とまったく違う。 ファミリーマートがあって書き言葉が日本語なのが、不思議なくらいだ。
その後も、お店のお姉さんは、国際通り近辺のマップをくれたりして、たいへんお世話になりました。 実は、沖縄の、謎に平たんなアクセントの口調が少し恐かったのだけど、 あ、みんな無愛想で喋ってるわけじゃないのね、と、よくわかりました。
国際通りの開放的な雰囲気が、なんとなくこわいので、 夜道を歩くのは避けて、ホテルへ戻る。 ベッドのしたには白いかみねんどのようなホウ酸団子がころころ落ちている。 巨大であるという「ゴ」の出現におびえつつ、電気スタンドをつけたまま就寝。 何か、おちつかない。 異文化にやってきたのに、あれほど皆が虜になった沖縄に来たのに、 何か強烈に訴えるものがない。 やはり私に南国は向いていないのだろうか 沖縄にやってきた理由が、まだ自分でよくわからない。 釈然としないまま眠りにつく。
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