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近鉄奈良駅を降り、商店街を南下すると、そこは古い街並の残る「奈良町」。
京都ほど観光化されておらず、細い路を歩くと、格子戸の向こうから人の話し声、そして風鈴の音しか聞こえないのです。
いつも車の音や騒音に慣れて生活している私には、その静けさに不安さえ感じるほど。
駅から徒歩15分ほど。奈良時間で生きていればちっとも遠くありません。民家を改装した一軒家カフェです。町家というには少し広いでしょうか。
田舎の家にいる時に自分の生活スペースが広いなあと感じるように、このカフェもゆったりと席が配置されています。和風だけれども、置いてある雑貨たちは洋のアンティークが多く、モダンで清潔感があります。
以前ランチで姉が訪れた際は、カレーがややボリューム不足で物足りなかったとのこと。私が頼んだ日替わりのランチ(サバの味噌煮でした)は、野菜たっぷりのお惣菜が数品、お味噌汁と珈琲つきで1000円くらい。大満足でしたので、こちらをお薦めしておきます。
オーナーの植嶋さんは、以前「喫茶店学」の授業でゲストでいらしたことがありましたが、池袋でも彼のまわりだけは奈良時間が流れているかのごとしでした。
「甘苦一滴」や永井宏さんの本も置いている、モノのわかったカフェでもあります。…そういや、永井宏さんは奈良にくるとこの「カナカナ」に寝泊まりしていくそう(笑)。私もやりたいなーそれ
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