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私が知る限りの変な喫茶店第1位に堂々ランクインです。そりゃー、チチ松村さんに言わせればまだまだかもしれないけどさ。
お決まりのコース、銀閣を出たら哲学のみちをてくてく歩きます。いつ歩いてもなかなか歩きがいのある距離です。そうすると、右手に、謎の花を積んだワゴンが見えませんか?ファンシーなやつが。その上、もしくはまわりに猫が2、3匹いたら確実、そこは衝撃の喫茶「若王子」です。
おそるおそる階段をおりてみましょう。私が「ちょっとこわいね」と言いながら階段を降りてきたら、上がってくる中年夫婦が「ここ、かなり怖いぞ!」と言い残していきました。期待は高まります。
謎の赤いポストにむかえられ、うっそうとした庭のようなところをくねくね行くと、お勝手のわきみたいなところを通って(こうとしか表現できません)、喫茶室の入り口の前に出ます。中を覗き込むと、なんとコーネリアスがかかってる!と思ったらラジオでした。
キリストとマリアのステンドグラス、着物を来てデパートの袋を下げたハイカラなマネキンが2体、鮭をくわえた熊の木彫り多数、なのにたっぷりの生花、古いポスター、蚊取線香、シャンデリア、大入り袋、ぜんまいじかけのようなおばあちゃん店員。広い店内なのに、多くのテーブルの上にはマスターの私物(古着)が山と積まれ、座れるテーブルは2つしかないのです。
で、マスターはもと時代劇スターの栗塚旭氏(最近ビデオが再発されたとのことで、強制的にカタログいただきました)。飲みものはどれもお菓子つきで700円。お菓子は手作りといいながら、おもいっきり市販のものでした。しかも、姉が頼んだカルピスソーダは、ダイソーのシールつきのグラスで運ばれました。(紅茶は意外なことにおいしかった)
この店に、他にお客さんがいないとき一人で来るのは立派なバツゲームになりえます。とにかく一度は体験してみましょう。ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」より面白いです。でも、私はもう、いいです。
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