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ここはずいぶん前のオリーブ・カフェグランプリに登場したお店。朝早くから、近所のおじいさんがコーヒーを飲みに来るような、古くて小さくてかわいい喫茶店。ほんとに小さいし、雑誌に載っても若い女の子がワサワサ来れるような雰囲気じゃないから、ドアを開けるまでちょっと緊張しました。
プレーヤーの上には、古いレコードが何枚も重なってタンゴが流れています。マスターはまず、ミルクと砂糖の量を尋ねてきます。基本的にここのコーヒーはミルクと砂糖を入れて飲むみたいです。しばらくすると、外がよく見える一等席にすわっていたおじいさんが、「私はもう出るから、どうぞ」と、席をすすめてくれました。えんじ色の年期の入った皮張りの椅子。
はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」に登場する珈琲屋のイメージに、いちばん近い場所かもしれません。海も近いしね。どうぞ少人数で和やかに訪れてください。
※2003年春、お店のおばあさんがお亡くなりになりました。喫茶の神様に冥福をお祈りします。
※その後、後を追うようにしてマスターもお亡くなりになり、閉店されたとのことです。
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