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ここは私が東京で好きなカフェの3本指に入ると思います。原宿、おうち系カフェの先駆「RoomRoom」とオーナーが同じ。ビルの前に立った看板には「RoomRoom」の文字が入っていて、ここがいちばん流れを受け継いでいることを伺わせます。2001年の夏までは、くつを脱いで上がるカフェでした(土足になったのは残念です)。
砂利をひいた廊下をあるくと、私がいちばん好きな、深い木の色にみちた空間が。古いソファはちょっと身体が沈んじゃうけど、ふしぎな心地よさ。テーブルがいろんな方向を向いて、ほかのお客さんとも、スタッフの方とも視線があわない絶妙な配置。夕焼けがきれいな代官山アドレス側の席と、書斎のようにひっそりとした反対側の席。図書館のように広々と本が広げられる大テーブル。店内のレイアウトの良さは、ここが東京一です。
置いてある本は病院の待合室か学級文庫みたいで、気取った写真集なんかよりずっといい!(オーナーの奥様である桑のりこさんの本が多いそうです)ひとりで入っても、ほんっとに、自分の家みたいに、まったく気後れせずにリラックスできる、奇跡のようなカフェです。メニューは素朴。スープとパンのセットは寒い日にお薦め。シンプルなケーキもおいしい。トイレに世界史の教科書があったのは何故。
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