| 石老山【694m】〜奇岩から渡し舟へ〜(相模湖) |
2004年7月4日(日) 神奈川県 相模湖町 天気 晴れ 参加人数 6名 振り返ると、これまで相模湖駅下車の山行はなく、今回が初利用の山行となった。このエリアには適当な山はないと思い込んでいたが、ほかの山を歩いたときに持っていた「高尾・陣馬」の地図を眺めていたら「石老山」の文字を見付けた。以来その変わった名前が気になっていた。地図上のコースを辿ると下りは相模湖を眺めながらのコース(写真右)になっており面白そうだったので、いつか歩いてみようと思いつつ「未定欄」に長らく放置していた。当日は梅雨の晴れ間の山行日和に恵まれた。あさ家を出るとき、日中は暑くなることを確信し、集合場所に向かった。 初参加者2名と合流し相模湖駅発のバスに乗り込む。湖畔を進み、山道をしばらく登る。ピクニックランドランドを過ぎると、ほどなく石老山登山口前のバス停で下車。時計をみると9時30分を少しまわっていたが、すでに陽ざしが強い。夏祭りが近いのだろうか、遠くから盆踊りのテープが聞こえてくる。住宅地を10分ほど進み、相模湖病院脇の登山道を過ぎたころには、すでに汗ばんでいた。緑の濃い顕鏡寺の境内で陽ざしを避けてひと休み。上着を脱ぎ、ペットボトルのふたを開けると、お茶がどんどん減っていく。境内を抜け、登山道に入ると、樹々の多さがいくらか暑さを防いでくれる。途中いくつも奇岩が並んでおり、ひとつひとつに言い伝えを記した標示板が立っている(写真左は屏風岩)。 ![]() 途中何度か見えた相模湖は時間とともにどんどん小さくなっていく。稜線までの「汗だく急登」を過ぎると一転、相模湖の風を感じながら「のんびり尾根歩き」を楽しんだ。頂上は人も少なく、静かだった。盆踊りの音は頂上までついて来ていた。昼食にはまだ早い。メンバーの持参してくれた缶ビールを開け乾杯する。キンキンに冷えたビールは温度管理が最適で、底を覗くとビールがシャーベットになって残っていた。缶切りでふたをこじ開けてシェラカップに注ぐ。すぐに水滴がつき、見た目にも涼しさを感じさせてくれる。初参加者とのおしゃべりを肴に頂上ビールをたのしんだ。 ![]() ![]() 正午の鐘を遠くに聞き、しばらく進むと大明神山のピークを踏む。お腹もだいぶすいてきたので山頂で昼食にする。大明神展望台を過ぎると、相模湖を眼下に見下ろしながらの下山が始まる。相模湖休養村のキャンプ場を抜けると車道に出た。路肩に立っている看板が相模湖対岸まで渡し舟が出ていることを報せていた(写真左)。 ![]() 「ゆら〜り プカプカ」のコピーにひかれ船着場へ向かう。あまり利用されていないのか、道は木で鬱蒼としている。木の種類が変化し、湖が近いことを知らせていた。舟着場に着いたが舟は見当たらず、人もいないようである。看板を読むと、置いてある黄色いドラム缶を備え付けの棒で叩いて合図しろという(写真上の中)。力任せに叩きつづけていると、舟が迎えにきた(対岸まで約10分、ひとり600円)。 下山で舟を利用するとは思わなかった。ゆられながら湖面の水を引っかくと、冷たくて気持ちいい。あさからの暑さが水の冷たさを強調していた。対岸の桟橋を渡ると観光地だった。ずっと聞こえていた盆踊りの音はいつの間にか聞こえなくなっていた。対岸には昔懐かしい射的やゲームコーナーがあり、つげ義春の漫画を思い出した。湖畔に見つけた穴場の立ち寄り湯は少し狭いのが難点だったが、汗を流すと頭の中は「生ビールモード」に切り替わっていた。山行に欠席したメンバーと八王子で合流すると、打ち上げの歓迎会で盛り上がった。 缶ビールとドラム缶、見上げると うらめしいほどのカンカン照り。カンづくしの山行だった。 ホームページへ |