男体山【2484m、日本百名山】〜見えず 聞こえず 話せず〜(奥日光)

2002年11月9〜10日
栃木県日光市
天気 吹雪
参加人数 4名

寒かった。今回の山行の一番の記憶である。当初、上越・雨飾山を予定していたが、天気が怪しいので急きょ日光男体山へ目的地を変更した。秋の陽だまりトレッキングのつもりで金曜の夜、東京を出発。道もすいていて夜中の0:30過ぎに中禅寺湖脇の駐車場に到着。すばやくテントを設営し、そのまま宴会が始まり、シュラフにもぐり込んだのは2:00過ぎ。
翌日7:00頃目をさまし外へ出てみると、雪だった。身支度をすませ、9:00二荒神社の登山口へ行くと、「今年は閉山です」とのこと。表がだめなら裏からだと、戦場ヶ原を回り込み、志津小屋へ。だいぶ天気が荒れてきたが、とりあえず行ける所までと出発した。表尾根と違い、裏尾根はあまり人が入っていないようで、路は荒れていた。頭の上を風がものすごい勢いで過ぎていく。


尾根に出て樹林帯を抜けたとたん、いままで風除けになっていた樹がなくなり、直接風に吹き付けられる。独立峰の風はどちらから来るか分からず、バランスを何度も崩す。ガレ場まできたところで「今回はここまで」いうことになり、小屋へ引き返した。よい小屋を見つけたので屋の中にテントを張ることにした。3:00過ぎに小屋へ荷を運び終えると、早めの宴会が始まった。湯豆腐〜おでん〜キムチ鍋へと、時間とともに内容が変わっていった。つまみはチャーシュー・メンマ・餅・焼き鳥と豪華なメンバーが顔をそろえた。焼き鳥のあまりの皮を焼くと、みるみるうちに煙でいっぱいになり、テントに収まらない煙が小屋に充満した。かなりひんしゅくだったと思う。ゴメンナサイ。チューハイがなくなり、ウィスキーが登場すると、だいぶ酔いも回ってきた。昼間寒くて大変だったことなど、このころになるとみんな忘れていた。


翌日小屋の戸を開けるとまぶしさで目が痛かった。夜の間も雪は降りつづけ、一晩で30cmほど積もったようである。すっかり冬の姿になっていた。小屋の周りをカメラを持って散歩した。裏へ回り込むと、樹に冬の陽射しがあたっていたのでシャッターを切った。峠を越え、麓にある立ち寄りの湯へ向かった。車で東京帰る途中、宇都宮の餃子を思い出した。カーナビで検索して餃子専門店へ。一人前12個の餃子をあっさり片付け、豊かな気分で東京へ戻った。


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ピークを踏んだ男体山記録