三ツ岩岳【2065m】〜窓明山(会津)

2003年9月13〜15日
天気 くもり のち雨
参加人数 5名


初秋の会津を歩いてきた。
土曜の夕方、ゆっくりと西日暮里に集合し、山行は始まった。途中から気になっていた雨はテント場に着く頃、本降りになっていた。テントを張って落ち着くと、飲み会にがはじまった。明け方かなり強く降っていた雨がやむと、朝食をすませ、小屋で飲むビールを調達して歩き始める。雪除けの屋根から登山路に入る。足元を大型トラックが何台も過ぎていった。となりの会津駒にはザックが行列になってつづいていたが、こちらはとても静かな山歩きをたのしむことができた。小屋に着くと、先客はひとりだった。二階建てのキレイな小屋の一階の、一番良い場所を確保すると、すぐ脇の水場に持ってきたビールを放り込む。昼食をとり、ひと休みして三ツ岩岳へ。


水の豊かな山は山頂も水があふれ、至る所にぬかるみをつくっていた。
山頂で地図を開くと、赤い線はここで切れている。行き止まりの山にふさわしく山頂はだれもいなかった。人であふれ返る会津駒とは対照的だと感じた。その会津駒はガスっていて見えない。ビールがちょうど冷えるころ小屋に戻ると、二階も埋まっていた。夕食の準備にはまだ早く、それぞれの時間を過ごす。


「そろそろメシでもつくるか」とメンバーがザックをかき回すと、食材といっしょにオリジナルブレンドだという調味料が出てきた。その晩のおかずは四川風ピーナツ入り野菜炒め。あらかじめ下ごしらえされた野菜を、その調味料で炒めると小屋中においしそうな匂いがあふれる。となりのパーティもこちらの鍋の中身が気になるようだった。コッフェルに盛ったゴハンにかけてかき込むと、とても幸せな気分になった。鍋があっという間にカラになると、横でメンバーが二度目の準備をしていた。


一回目とまったく同じ手順でつくったにもかかわらず、この鍋が原因で小屋に異変が起こった。二階でせき込んでいる人が気になりはじめたかと思うと、みんな話もできないほどむせている。調味料に入っていた唐辛子の刺激臭が二階にあふれ、しばらくして一階にも到達すると、今度はぼくらがむせる番だった。あわてて鍋を外に出したが、しばらくむせつづける。やはり食事は外でつくったほうがよさそうである。


翌日は朝から雨。窓明山を経由して下山すると、近くの温泉へ。帰りの車のラジオはタイガースの優勝を伝えていた。


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