| 武甲山【1295m、日本二百名山】〜氷の世界〜(奥秩父) |
2002年11月17日(日) 埼玉県秩父市 天気 曇り 参加人数 6名 秩父の山はいつ以来だろうか。となりの日向山を何年か前に歩いたことを、行きの電車の中でふと思い出した。 8:15池袋発の快速電車で秩父へ。ホームに着いてドアが開くと急に冷たい空気が入り込んで来た。秩父はもう秋も終りに近づいているようだった。ふつうは横瀬側から登るのが一般ルートだが、人ごみを避けるようにして浦山口から入った。登山口に着くと山岳警備隊の車が停まっているのがみえた。何日か前にひとりで山に入った登山者が行方不明とのことで、捜索の声がいつまでも聞こえていた。急登を終え、稜線に出るとさらに冷たい空気が風にのって吹き付けてくる。所々に非難小屋を目にしたが、頂上直下の石灰石採石場で使う発破の落石除けということはあとになって知った。登っているときは「小屋の多い山だな」くらいにしか感じなかった。![]() 頂上に着いたとたんに霧が濃くなる。頂上は御岳神社の境内になっている。濃い霧の中で狛犬と鳥居は、より神秘的にたっていた。この空気中の水分が樹にまとわり付いてできた樹氷の世界が展がっており、幻想的だった。くもり空からしばらく陽が射すと、樹氷が乾いた音をたてながら樹から落ちてくる。その音と、落ちる氷に射す光の光景に夢中でシャッターを切りつづけた。 ![]() 麓へ降りてくると、石灰工場が水蒸気をあげながら働いていた。宮崎駿のアニメに出てくる未来都市のような風景が秩父の山あいにあった。タクシーを呼び、立ち寄りの湯「武甲の湯」へ。湯からあがると飯能へ向かい、駅前で乾杯した。池袋までレッドアローに乗り、旅気分を味わいながら東京へ戻った。 ホームページへ |